明けまして
おめでとう
ございます。

2020年の
本年もどうぞよろしく
お願いいたします。


次回は、01月11日(土)未明の04時22分に食の満月になります。

満月のときの太陽の度数は、山羊座21度。
サビアンシンボルは 「​​リレー競争​」。
リレー競争というのは、チームを作りトータルのタイムで競い合うものです。チームのみんなが全力で挑むもの、これは現代社会の会社やプロジェクトチームなどと同じあり方ということができるでしょう。

満月の月の度数は、蟹座21度。
サビアンシンボルは 「​​​​歌っているプリマドンナ​​​」。
協力し合える人たちとの心と心の結びつきがしっかりとしていること、その人を中心にして、まとまりのある良い関係をつくり出すことができているようすが、ここでは描かれています。


満月は、今まで願ってきたことが実現したり、いろいろなことが形になるとき。それが食であるということは、いつもの満月にも増してよりパワフルなとき、ということができます。

満月のときに具体的に形になるのは「月」のほうにあるといわれています。今回は蟹座の月で、こちらの蟹座側にドラゴンヘッドもありますので、蟹座的なことや蟹座21度のサビアンシンボル的なものが大きく花開くときということができます。

蟹座の世界とは、おっかさんやふるさとなど「そうだよね~」といった心を通わせる世界。これは言葉を超えたものなので、まだ言葉をしゃべらない赤ちゃんや、ペットとの間にも成り立つ、やさしさや思いやりや純心さをしめします。身内にいる小さきものや弱き者たちを、守り育む資質を持っています。

この蟹座が持つ意味合いの上に、蟹座21度「プリマドンナ」のサビアンシンボルの特質を加味して行くことができます。

これは例えばのおはなしなのですが、TV番組『プレバト』の俳句でもおなじみの夏井いつきさん。この人の存在はある意味、蟹座21度「プリマドンナ」のサビアンシンボル的ということができると思います。実力ある彼女が居て、TVとかで有名になって目立つことが、人々の俳句への関心を引き出して、俳句の世界全体を活性化させています。

そう思いながら夏井いつきさんのチャート(星配置図)を見てみたら、もともと蟹座初期度数に火星をお持ちですが、それに加えてプログレスの太陽が蟹座23度に入ったばかりでした。夏井さんは、おととしの一年間、この「プリマドンナ」の度数を生きていたことになります。


この食の満月の全体的な星配置図を見ると、山羊座に5天体が集合し、山羊座がとても強まっています。今年2020年の星配置をもし一言でいうとしたならば「ひとつの時代が極まって転じて行くような年」ということができるのではないかと私は思っています。今回は、その「極まり」を象徴するような食の満月です。

転じて行く」ほうの2020年の星の動きをまとめると、次のようになります。
① 3月の終わりにまず、変化の風が吹きます(土星と火星の水瓶座イングレス)。
② そして次に6月終わりから約半年かけて新しい扉を開こうとする気運の高まりがあります(火星の牡羊座長期滞在)。
③ 12月にはグレートコンジャンクション(これはグレートミューテーションでもあります)。


それでは、これからの2020年もみなさまにとりまして、どうぞ調和に満ちて心おだやかな良いお年となりますように。

今季 洋 より。