満月はいろいろなことが現実になるとき。
そのときに形になるのは満月の「月」のほうといわれていて、今回の満月では「月」は双子座にあります。
今回の満月の全体的な星配置図を見ると、過去からの積み重ねの要素は、今までに引き続き強いのですが、満月の「太陽」と「月」は、一足先に過去ではなくて未来にフォーカスしようとしているようすがうかがえます。
その未来はまだ「予感」とでもいうような不確かなものではあるのですが、もともと双子座は、巷(ちまた)での共通認識を足場としているサイン。認識とは、ハッキリと頭でわかることを指しています。そしてまた、双子座にとっては「みんなが知っている」ということが大切です。
なので、その「予感」を「予感」のままに不確かなものとしておきたくないので、未来からの「風を読もう」というふうに変換します。
そして、双子座サインが持っている「マルチチャンネル」を使って、目を向ける方向をカチッと変えると見えてくるさまざまな世界を、好奇心いっぱいの眼差して見ています。
その一方で満月の射手座の太陽は、「情熱を傾けられる次の一手を決め、踏み出そう!」と熱くナビゲートしていますが、双子座の「月」としては、その未来を覗き見るマルチチャンネルは、あまりにもチャンネル数が多すぎて、なかなか次の一手を絞り込むことは難しそうです。
でも、この双子座と射手座のサインには、来年2020年からは順次、さまざまな追い風が吹いて行きますから、そのときのためにも、今はこの「マルチチャンネル」をゲットできていること自体が大切なのであろうとも思われます。
未来の夢や理想を求めて、
目を向ける方向を変えることで見えてくる「次の一手」を探しているのだけれど、
チャンネルの数があまりにもたくさんあるので、
この満月では
その
「マルチチャンネルを使って、いろいろと風を読もうとする」こと自体が大切なとき
と、いえるのかもしれません。
また満月では、太陽も月も同じ度数になるわけですが、今回は、それぞれ射手座と双子座の20度になります。
20度という度数は「毎日同じことを繰り返しても飽きることなく、日々の活力が高まって行く度数」ともいわれています。このような特質は、仕事や家事などのデイリーワークの中で、可能性の扉をより良く開いてゆくために、活かして行くことができるものであろうと思います。
いろいろと見聞を広げて行くことで、あなたらしい可能性の扉が開いてゆく、すてきな満月となることでしょう。どうぞ、星のナビゲートを参考に、今回も、より良い萬月をお迎えくださいね。
今季 洋 より。